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ITエンジニアがコミュニティで人脈を作る7つの方法

2026-04-11
みやこでIT
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ITエンジニアがコミュニティで人脈を作る7つの方法

「勉強会に通ってるけど、人脈が全然増えない」 — ITエンジニアからよく聞く悩みです。

参加回数を増やすだけでは、人脈は育ちません。一方で、同じ回数参加しても自然に人脈が広がっていく人もいます。その差はどこにあるのか。みやこでITが7年で553人のコミュニティを育てる過程で見えてきた、人脈が自然に育つ7つの行動を共有します。

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なぜ勉強会に通っても人脈は増えないのか

勉強会に1回だけ参加しても、名前と顔は記憶されません。人間が新しい人を覚えるには、通常3回以上の接触が必要と言われます。年1回しか参加しない場所では、3年通っても覚えてもらえません。

さらに、LT会や発表系の勉強会は「話を聞く」時間が大半を占めるため、参加者同士の会話時間が短い。終わったら懇親会なしで帰る、という流れでは接点は作れません。

つまり、「行けば勝手に人脈ができる」という期待が間違いです。人脈は自然発生ではなく、設計的に育てる対象です。

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方法1: 3回ルールを守る

どんなコミュニティでも、同じ場所に3回連続で通うことを目安にしてください。3回で「あ、最近よく来る人だ」と認識されます。5回で会話のきっかけが生まれます。10回で名前を覚えられます。

1回ずつ異なる勉強会をハシゴするより、1つのコミュニティに集中するほうが人脈形成は速い。広げるのは、まず1つ腰を据えてからです。

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方法2: 何か1つ手伝う

参加者としてだけ通うより、小さな役割を引き受けると関係性は一気に深まります。受付、会場準備、SNS投稿、写真撮影 — 難しいことでなくていい。

運営側と接点ができると、自然に他の参加者にも紹介されます。「次の会場どこでしたっけ」と気軽に聞ける関係ができる時点で、すでに人脈です。

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方法3: 自分の名前で覚えてもらう

多くのエンジニアは会社名・職種で自己紹介します。「〇〇社の田中です、バックエンドやってます」というパターン。これでは覚えられません。

覚えられる自己紹介の3要素:

  • 固有の属性: 「お寺巡りが好きなエンジニアです」
  • 直近やっていること: 「今Rustでブログエンジン書いてます」
  • 困っていること・聞きたいこと: 「Tauriのハマりポイント知ってる人いたら教えてください」

この3つを入れると、会話が続きやすく、後日連絡するきっかけも生まれます。

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方法4: オンラインで雑談に混じる

多くのコミュニティは Discord や Slack を持っています。オフラインで会った後、オンラインで1回でも発言すると、関係性が一段深まります。

「今日はありがとうございました」だけでも十分。さらに「〇〇さんが言ってた△△の件、調べてみました」と具体的に触れると、相手の記憶に残ります。

オフライン→オンラインの連続性が、人脈を定着させます。

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方法5: 小さな相談を投げかける

人脈を広げる行為として「何か教えてもらえませんか」は、実はかなり効果的です。

人は教える側に回ると、相手への親近感が高まります(心理学の「ベンジャミン・フランクリン効果」)。技術の些細な相談、京都のおすすめ飲食店、次のキャリアの悩み — 小さな質問を投げるほうが、関係性は育ちます。

ただし、答えを期待しすぎない。投げかけること自体がコミュニケーションです。

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方法6: 他の場を連れてくる

ある程度慣れてきたら、自分が知っている別のコミュニティのメンバーを連れてくる

これは両方向に効きます。連れてきた相手から感謝され、元のコミュニティのメンバーからは「紹介してくれる人」として認識されます。ハブ役に立つ人は自然に人脈が集まるという逆転現象が起きます。

みやこでITでも、新しいメンバーの8割は既存メンバーの紹介経由です。紹介する側のほうが結果的に多くの人とつながります。

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方法7: 振り返りを文章にして共有する

勉強会の感想を X やブログに書くことは、強力な人脈形成ツールです。

「今日参加したもくもく会、〇〇さんの△△の話が面白かった」と書いて本人をタグ付けすると、相手からリアクションがきます。次回会ったときの会話ネタにもなります。

継続的にレポートを書いている人は、会う前から存在を知られている状態になります。これは大きな優位性です。

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まとめ: 人脈は行動の副産物

人脈そのものを目的にすると、打算的な行動になり、かえって遠ざかります。学びたい、誰かの役に立ちたい、面白いことをしたい — その副産物として人脈が育つ。これが健全な順序です。

もしどこかのコミュニティに所属していないなら、まず1つ見つけて3回通ってみてください。もしまだ行き先が決まっていなければ、みやこでITのイベントもその候補のひとつです。京都で7年続けているので、ハードルは低く、歓迎の空気があります。