# 事業会社が社内コミュニティを立ち上げる5ステップ — TEMPLEモデルの適用
この記事の要点(30秒で読める)
- 結論: 社内コミュニティ立ち上げはTEMPLEモデルの6柱(Theme/Environment/Members/Persistence/Local/Evolution)を5ステップに落とすと再現可能
- 京都の社外コミュニティ「みやこでIT」7年・158回・592名 の運営知見を社内向けに翻訳
- 5ステップ: ①目的設定/②テーマ設計/③場と頻度の決定/④初期メンバー集め/⑤継続と進化
- 社内は人事制度・予算・上司承認が得やすく、社外より立ち上げ難易度は低い
- 失敗パターンは「3ヶ月で消える」「参加者が固定化して内輪化」の2つに集約される
事業会社の事業開発・人事・組織開発の現場で、社内コミュニティの立ち上げが議題に上がる場面が増えています。新規事業の探索、技術領域の横断学習、若手のエンゲージメント維持、採用ブランディングなど目的は組織によって異なりますが、「縦割りを越えた学びと接続の場」を社内に作りたいという課題は共通しています。
一方で、立ち上げてみたものの3ヶ月続かない、参加者が固定化して内輪化するといった失敗もよく聞きます。本記事では、京都を拠点に7年158回・延べ592名で運営してきた社外コミュニティ「みやこでIT」の知見をもとに、立ち上げの5ステップをTEMPLEモデルの6柱に沿って体系化します。社内のほうが人事制度・予算・上司承認といった構造的サポートを得やすく、難易度はむしろ社外より低いと言えます。
---
1.なぜ社内コミュニティが必要か
縦割り組織の限界
事業会社の組織構造は、事業部・職能・地域などで縦に切られています。意思決定は速くなりますが、横断的な学習・情報共有・人材交流は構造的に発生しにくくなります。とくに1,000名を超える組織では、隣の部署の動きが見えないという声が常態化します。
社内コミュニティは、この縦割りを越えて横軸の接続点を作る装置です。技術領域・関心テーマ・キャリア課題などを軸に、事業部を越えた人が定期的に集まる場を持つことで、組織の中に「もう一つのネットワーク」が生まれます。
ソフト指標への影響
一般的に、社内に「公式の業務とは別の自発的な学びの場」がある組織は、若手の離職率が下がり、採用時の入社決定率も上がる傾向があります。これはDecodedのエンプロイー・エンゲージメント調査やGartnerのFuture of Workレポートでも繰り返し指摘されています。新規事業の文脈でも、通常業務では出てこない「個人が持ち込むテーマ」が他部署の人と接続することで案件として動き出すケースが観察されています。
「勉強会」ではなく「コミュニティ」として続く構造
単発の勉強会とコミュニティは区別する必要があります。勉強会は「講師から参加者への一方向の情報伝達」が中心で、終わると関係が途切れます。コミュニティは「参加者同士の継続的な関係性」が中心で、開催と開催の間にも接続が残ります。最初から「続く構造」を設計するための柱が、次節で示すTEMPLEモデルの6つです。
---
2.社外コミュニティ運営から得た5ステップ — 概要
みやこでITは2019年に6名で始まり、2026年現在で592名・158回開催のコミュニティに育ちました。京都という地域特性を活かし、お寺・お茶屋・大学キャンパスなど多様な会場で月次開催を続けています。この7年の運営知見を6つの柱に整理したものこそ、TEMPLEモデルです。
| 柱 | 名称 | 問い |
|---|---|---|
| T | Theme(主題) | 何のために集まるか |
| E | Environment(会場・形式) | どこで・どう集まるか |
| M | Members(メンバー設計) | 誰がどう参加するか |
| P | Persistence(継続性) | どう続けるか |
| L | Local(外部連携) | 外とどう繋がるか |
| E | Evolution(進化) | どこへ進化するか |
社内コミュニティの立ち上げ5ステップは、最初の5つの柱(T/E/M/P/L)に対応します。Evolutionは立ち上げ後の進化視点として、ステップの外側に位置します。
| ステップ | 対応する柱 | 主題 |
|---|---|---|
| ステップ1 | T | 主題の明確化 |
| ステップ2 | E | 会場・形式の選定 |
| ステップ3 | M | 初回設計 |
| ステップ4 | P | 反復運営 |
| ステップ5 | L | 連携拡張 |
5ステップを順に実行することで、初回開催から半年後には「続く社内コミュニティ」の最低限の構造が整います。以下、各ステップを詳しく見ていきます。
---
3.ステップ1: 主題の明確化(T)
何のために集まるか — 1文で言えるか
社内コミュニティが定着しない最大の原因は、主題が曖昧なことです。「DXを進めるための場」「社内のイノベーションを促進する場」といった主題は抽象度が高すぎて参加者が自分ごと化できません。
主題は 1文で言える レベルまで具体化することが必須です。たとえば「製造現場のAI活用事例を持ち寄り横展開できる形に整理する場」「20代エンジニアが業後に新技術を触る場」「事業部を越えて新規事業の種を共有する月次の場」など、聞いた人が「自分が出るべき場かどうか」を判断できる解像度まで落とします。
主題の解像度で参加意義が変わる
みやこでITの主題は「京都のIT × ローカルの接続点を作る」と一文で表現できます。この明確さがあるため、Webエンジニアもスタートアップ経営者も自治体職員も「自分に関係がある」と判断できます。社内でも同じで、「社内のエンジニア同士の交流」程度では忙しい現場の人は時間を割きません。「半年後に各事業部のAI活用事例を10件持ち寄って横展開設計まで行う」など、ゴールと活動が見える形に翻訳することで参加の意義が伝わります。
軸の選択 — 事業課題・技術領域・キャリア・拠点
主題には典型的な軸があります。
- 事業課題軸: 新規事業探索、特定領域の競合分析、横展開すべき成功事例の抽出
- 技術領域軸: 特定技術スタックの社内事例共有、新技術キャッチアップ、エンジニアリングプラクティスの標準化
- キャリア軸: 若手キャリア、女性エンジニアキャリア、マネジメントへの移行
- 地域・拠点軸: 地方拠点同士の接続、本社と支社の交流
主催者の関心と組織の課題が交差する点を選びます。主催者本人が興味を持てない主題は、半年も続きません。
---
4.ステップ2: 会場・形式の選定(E)
社内会議室で本当に良いか
会場として、まず候補に上がるのは社内会議室です。予算がかからず、設備が揃っていて、移動負担も小さい。合理的な選択に見えますが、大きな弱点があります。それは 「いつもの仕事モードが解除されない」 ことです。同じ場所・同じ椅子・同じ蛍光灯の下では、参加者は普段の業務と同じテンションで臨むため、横断的な対話・本音の共有・新しいアイデアの発露が起きにくくなります。
会場が持つメッセージ性
会場には「メッセージ性」があります。みやこでITがお寺で開催すると参加者の集中度が上がり、お茶屋で開催すると京都の文化的文脈の中でITを語る構図が生まれ、大学キャンパスでは産学連携・教育という意味合いが加わります。住職が登壇者として参加する、女将が会場提供する、大学教員が共同企画する。会場が主題と接続しているため、参加者は世界観を毎回体感できます。これは「会場ブランド」と呼ばれる現象で、主題を物理的に体現する装置として会場を選ぶことが重要です。
社内での会場設計の選択肢
会場の選定には工夫の余地があります。
- 役員フロアのラウンジ: 普段入れない場所が特別感と心理的バリア低下を生む
- 社外のレンタルスペース・カフェ: 業務モードを解除しやすい
- 社内カフェテリア・休憩エリア(業後): 軽食を伴う形でリラックスした対話が起きる
- 取引先・パートナー企業のオフィス訪問: 外部接続点の機会も兼ねる
- オフサイトの一日合宿: 半年に1回など節目で深い議論を行う
予算と規模に応じて組み合わせます。少なくとも「いつもの会議室と違う場所」を選ぶ意識が、コミュニティの空気を作ります。
---
5.ステップ3: 初回設計(M)
初回は6〜10名で設計することが現実的
初回の参加者規模は6〜10名が現実的です。これより少ないと議論が成立せず、多すぎると一人ひとりの発言機会が確保できません。みやこでITも初回6名から始め、第2回で12名、第3回で18名と段階的に増やしました。初回から大人数を集めようとすると、主催者の負荷と参加者の満足度のバランスが崩れます。
主催者・常連・初参加・連携先の4役割
参加者を「全員同じ立場」と扱うのではなく、4つの役割に分けて設計します。
- 主催者(1〜2名): 主題を設計し運営を担う
- 常連(2〜3名): 毎回参加し場の空気を作る
- 初参加(2〜3名): 新しい視点を持ち込む
- 連携先(1〜2名): 他部署・社外・関連会社からのゲスト
常連だけでは内輪化し、初参加ばかりでは継続性が出ない。連携先がいないと外部接続点が生まれない。役割の比率を意識した招待が、初回設計の核心です。
全員参加型vs観客型の使い分け
全員が発言する「全員参加型」(ワークショップ・ライトニングトーク・ディスカッション)と、登壇者の話を聴く「観客型」(講演・パネル)を開催ごとに使い分けます。立ち上げ初期は全員参加型を中心にすることを推奨します。観客型は登壇者確保の負荷が高く、参加者同士の関係構築も起きにくいためです。3 〜 6ヶ月続けて関係性ができてから観客型を組み合わせると効果的です。
心理的安全性の作り方
社内では「上司の前で本音を言いにくい」「自部署の悪口になってしまうかも」といった懸念が出やすくなります。具体的な工夫は以下です。
- チェックイン時間を必ず設ける: 最初の10分は参加者全員が一言ずつ近況を共有
- 役職を外す宣言: 「ここでは役職呼び禁止、さん付けで統一」と明示
- 記録の扱いを明確にする: 議事録の有無・社内共有範囲を冒頭で確認
- ネガティブ評価を持ち込まない: 発言を批判せず、まず受け止めてから返す
これらを毎回繰り返すことで、参加者は「ここでは安心して話せる」と認識します。
---
6.ステップ4: 反復運営(P)
半年の継続で「定着」が生まれる
反復運営の最大の論点は、開催を半年間止めずに回し切ることです。3回程度では単発イベントと区別がつかず、月次で6回続いて初めて参加者の側に「次もある」という前提が生まれます。みやこでITでも7回目以降から自走が始まり、参加者が次回の登壇候補や会場候補を持ち寄るようになりました。
月次・固定曜日・固定時間で運営する
開催頻度は月次が現実的です。週次は主催者の負荷が大きすぎ、隔月では関係性が冷めます。さらに「毎月第3木曜日」など曜日まで固定することで、参加者は半年先まで予定をブロックできます。逆に毎回日程を調整する形だと、半数以上が「都合つかず」となり定着しません。
開催後レポート・フォロー連絡
開催と開催の間が「無音」になるとコミュニティは存在感を失います。標準的な連絡サイクルは以下です。
1. 開催当日24時間以内: 参加者全員にお礼 + 当日の写真 + 次回告知
2. 1週間以内: 議事録・発表資料の共有
3. 2週間後: 次回テーマの予告・登壇者募集
4. 次回1週間前: リマインド + 出欠確認
このサイクルを毎月回すことで、参加者の頭の中にコミュニティが常駐します。
役割分担の仕組み化 — 主催者依存からの脱却
Persistenceの核心は、開催を支える役割を主催者ひとりに集中させない設計にあります。半年以内にこの分散ができないと、主催者の異動・繁忙・退職のいずれかでコミュニティが止まります。実務としては、以下の役割を3回目以降から常連に振り分けます。
- 会場担当: 毎回の予約・設営
- 記録担当: 議事録・写真撮影
- 広報担当: 次回告知・参加者募集
- 新規開拓担当: 初参加者の招待・接続
最初は主催者が全部抱えても構いませんが、引き継ぎ可能な状態を半年以内に作ることがPersistenceの到達点です。属人化したまま1年を超えると、後から仕組み化するコストが急激に上がります。
---
7.ステップ5: 連携拡張(L)
社内に閉じない接続点の作り方
ステップ5の論点は、外部との接続点を作ることです。社内だけで閉じたコミュニティは、半年から1年で「内輪化」「マンネリ化」「視野狭窄」のいずれかに陥ります。外部接続点とは、他部署・関連会社・取引先・社外コミュニティ・地域団体・大学・自治体など、コミュニティの外側にある人や組織とのつながりです。
他部署・関連会社・地域・大学との接続
接続点を作る具体的な方法は以下です。
- ゲスト登壇: 他部署・関連会社の人を毎回1名招く
- 共催イベント: 半年に1回、別コミュニティと共同開催
- 訪問企画: 取引先・大学・地域団体のオフィスや拠点を訪問
- クロスポスト: 社外コミュニティに自社メンバーが登壇する/その逆
みやこでITは京都市役所・京都大学・京都リサーチパーク・京都経済センターなど地域のハブ機関と継続的に接続しており、参加者は「出ると京都のIT関連の動きが俯瞰できる」と認識します。
単独運営から「ハブ」への進化
外部接続点が複数できると、社内コミュニティは「単独運営」から「ハブ」に進化します。ハブとは内側と外側の人・情報・案件機会を中継する装置で、社内に閉じたままでは生まれない複数種類の価値が同時に発生する状態を指します。
---
8.進化の視点(Evolution)
個人 → コミュニティ → プラットフォームの3レイヤー
立ち上げて終わりではなく、コミュニティは3つのレイヤーで進化します。
- 個人レイヤー: 主催者個人の関心・活動として立ち上がる段階
- コミュニティレイヤー: 役割分担と継続が確立し、組織として認知される段階
- プラットフォームレイヤー: 事業・採用・地域接点の場として複数の事業プロセスに組み込まれる段階
立ち上げ初期は個人レイヤーに留まりますが、半年から1年でコミュニティレイヤーに移行し、2〜3年でプラットフォームレイヤーに到達することが標準的な進化ルートです。
プラットフォームレイヤーで生まれる機能
到達後のコミュニティは、以下のような機能を持ちます。
- 事業のシード発掘: 議論から新規案件が定期的に立ち上がる
- 採用ブランディング: 招待された候補者の入社決定率が上がる
- 取引先との関係深化: 通常業務と別の文脈で取引先と接続し、案件機会が広がる
- 地域・社会との接点: CSR・地域貢献の文脈で外部から認知される
- 社内人材の育成・抜擢: 活躍した人材が事業部の重要ポジションに登用される
これらは一朝一夕には生まれず、5ステップを着実に踏んだ後にEvolutionの視点で運営し続けることで生まれます。
みやこでIT 7年158回で観察した進化のパターン
みやこでIT自体も、この3レイヤーを経て進化してきました。最初の1年は飯田個人の関心として動いていた個人レイヤー、2年目から4年目までは役割分担と月次開催の固定化が進んだコミュニティレイヤー、5年目以降は地域企業・自治体・大学との連携拠点として機能するプラットフォームレイヤーに到達しています。社内コミュニティもこの進化パターンを参照することで、5ステップの先にある見取り図を持って運営できます。
---
9.失敗パターンと回避策
社内コミュニティ立ち上げの失敗パターンには、再現性があります。代表的な4パターンと、欠けている柱を整理します。
パターン1: 「誰がコミットするか」が不明瞭
主題は決まったものの、運営の中心になる人が定まっていないパターンです。立ち上げ会議では複数人が手を挙げても、いざ動き出すと「誰が次の日程を決めるのか」「誰が会場を予約するのか」が宙に浮き、初回の前に立ち消えになります。欠けている柱: M。回避策は、立ち上げ初期に主催者1〜2名と常連候補2〜3名を実名で確定させ、それぞれが負う役割を最初の開催前に書面化することです。
パターン2: 主催者依存
主催者が全部抱え込み、3回目以降も役割分散が進まないパターンです。欠けている柱: P。回避策はステップ4で示した役割分担を半年以内に常連へ引き継ぐことです。
パターン3: 単発イベント化
毎回別テーマ・別参加者で、開催と開催の繋がりがないパターンです。欠けている柱: P + M。回避策は、月次開催の固定と常連の役割設計を最初から組み込むことです。
パターン4: KPI設定が浅い
「参加者数」だけをKPIにして、新規事業創出・採用効果・離職率改善などの本質的な指標を見ていないパターンです。半年で「効果が見えない」と判断され予算が打ち切られます。欠けている柱: L + Evolution。回避策は、立ち上げ時から「3年後にプラットフォームレイヤーに到達する」前提で複数KPIを設定することです。
---
10.診断シート(5問チェックリスト)
立ち上げ中・運営中の社内コミュニティがTEMPLEモデルに沿って機能しているかをYes/Noで診断します。3つ以上Noが出た場合は、欠けている柱から見直してください。
- Q1. 主題を1文で書けるか(T)
- Q2. 同じ会場・曜日・時間帯で3ヶ月以上の月次開催が続いているか(E + P)
- Q3. 主催者以外に明示的な役割を持つ人が3名以上いるか(M + P)
- Q4. 他部署・取引先・社外コミュニティ・地域団体のいずれかと、定期的な接続点があるか(L)
- Q5. 次回開催1週間前に、主催者が参加見込み数を概ね把握できているか(P)
---
11.まとめ
社内コミュニティの立ち上げは、社外コミュニティ運営の知見を借りると立ち上がりやすくなります。T・E・M・P・Lの5ステップを順に踏むことで、半年後には最低限の構造が整います。その先には、Evolutionの視点で個人レイヤーからコミュニティレイヤー、プラットフォームレイヤーへと進化させる道筋があり、到達後は事業・採用・地域接点の複合装置として機能します。
立ち上げ初期に最も重要なことは、6柱を最初から意識した設計を行うことです。あとから柱を追加しようとすると、既に固まった運営パターンを変える必要があり、難易度が大きく上がります。立ち上げ時点で6柱を視野に入れ、5ステップを着実に踏んでください。
---
関連記事
- 代表プロフィール(飯田友広)
- TEMPLEモデルハブ — 7年158回の地域コミュニティ運営戦略
- TEMPLE-T: 地域コミュニティのテーマ設計
- TEMPLE-E: 会場ブランドの作り方
- TEMPLE-M: メンバーのファン化設計
- TEMPLE-P: 継続性をどう設計するか
- TEMPLE-L: 外部連携で生まれるハブ機能
- TEMPLE-E: コミュニティ進化論
- 連載一覧: TEMPLEモデル研究
---
TEMPLEモデルの6柱・自社適用5ステップ・診断シートを 「TEMPLEモデル:7年158回コミュニティ運営フレームワーク」 に詳細にまとめています。社内コミュニティの立ち上げ・事業開発・組織開発をご検討の企業の方は、ぜひダウンロードしてご活用ください。
関連記事
企業のスポンサー協賛でITコミュニティを支援する効果と進め方
採用ブランディング・技術広報の文脈でITコミュニティを協賛する企業が増えています。京都592名・7年158回の運営から、効果・連携メニュー・進め方・失敗パターンを整理しました。
思考実験:"みやこでIT"の理想の在り方をポケモンから考えてみる
「みやこでITコミュニティも、ポケモンのようにしたい」。人が何度も参加したくなる構造とは何か。捕まえる・交換する・対戦するをコミュニティ運営に置き換えて考える思考実験。
新規より「2回目」を設計する — コミュニティのファン化戦略
新しい人を呼び続けるコミュニティは疲弊する。京都で7年158回、592名のコミュニティを育てた経験から、一度来た人を定着させる「ファン化」の具体的な設計手法を整理。TEMPLEモデルのM(Members)実践編。
📚この連載:TEMPLEモデル研究
連載一覧7年158回の運営から抽出したTEMPLEモデル(Theme/Environment/Members/Persistence/Local/Evolution)の各柱を深掘りする連載。
新規より「2回目」を設計する — コミュニティのファン化戦略
新しい人を呼び続けるコミュニティは疲弊する。京都で7年158回、592名のコミュニティを育てた経験から、一度来た人を定着させる「ファン化」の具体的な設計手法を整理。TEMPLEモデルのM(Members)実践編。
月1回を「絶対に守る」だけでコミュニティは続く — 継続の仕組み化
コミュニティが消える最大の理由は「主催者が疲れた」。KPIを置かない、義務にしない、楽しめる範囲で止めない。7年${TOTAL_EVENTS}回を続けた京都のコミュニティが実践する、継続のための仕組みを整理。TEMPLEモデルのP(Persistence)実践編。
地方コミュニティの外部連携戦略 — 企業・自治体・大学を巻き込む方法
単独運営には限界がある。会場・集客・信頼の3つの壁を突破するには外部連携が必須。京都で14の団体と連携してきた実践から、地方コミュニティが外部パートナーを獲得する具体的な方法を整理。TEMPLEモデルのL(Local)実践編。
もくもく会は出発点であり、到達点ではない — コミュニティの3レイヤー進化論
もくもく会で始めたコミュニティを、交流会、ハッカソン、事業共創へと進化させる設計図。接点→関係性→価値化の3レイヤーを、京都の7年${TOTAL_EVENTS}回の実践から解説。TEMPLEモデルのE(Evolution)実践編。
地方コミュニティは「テーマ設計」で差が出る — 京都から学ぶ意味づけの技法
地方のITコミュニティが続くかどうかは、テーマ設計で決まる。東京が持たない「文脈」を価値に変える方法を、7年${TOTAL_EVENTS}回運営した京都「みやこでIT」の事例から整理。TEMPLEモデルのT(Theme)を実装する手順。
会場がブランドになる — 京都のお寺・町家でIT勉強会を続けた理由
イベント会場は、ただの場所ではなくブランドになる。京都の佛現寺・大光寺・宏寛堂・KOIN・大正大学で運営してきた7年のみやこでITが、会場選びの4つの条件と、場所を資産に変える方法を整理。TEMPLEモデルのE(Environment)を実装する手順。
地方ITコミュニティ運営の教訓|京都${TOTAL_EVENTS}回・592名で見えた継続のコツ【2026年版】
地方ITコミュニティを7年158回・592名まで育てた実体験から、続けるための具体策を整理します。立ち上げ・集客・差別化・制度化まで、TEMPLEモデル6つの柱で再現可能な手順を提示します。
🏷️このカテゴリ:TEMPLEモデル
カテゴリ一覧コミュニティ運営フレームワークTEMPLEモデルの理論と実践。
新規より「2回目」を設計する — コミュニティのファン化戦略
新しい人を呼び続けるコミュニティは疲弊する。京都で7年158回、592名のコミュニティを育てた経験から、一度来た人を定着させる「ファン化」の具体的な設計手法を整理。TEMPLEモデルのM(Members)実践編。
月1回を「絶対に守る」だけでコミュニティは続く — 継続の仕組み化
コミュニティが消える最大の理由は「主催者が疲れた」。KPIを置かない、義務にしない、楽しめる範囲で止めない。7年${TOTAL_EVENTS}回を続けた京都のコミュニティが実践する、継続のための仕組みを整理。TEMPLEモデルのP(Persistence)実践編。
地方コミュニティの外部連携戦略 — 企業・自治体・大学を巻き込む方法
単独運営には限界がある。会場・集客・信頼の3つの壁を突破するには外部連携が必須。京都で14の団体と連携してきた実践から、地方コミュニティが外部パートナーを獲得する具体的な方法を整理。TEMPLEモデルのL(Local)実践編。
もくもく会は出発点であり、到達点ではない — コミュニティの3レイヤー進化論
もくもく会で始めたコミュニティを、交流会、ハッカソン、事業共創へと進化させる設計図。接点→関係性→価値化の3レイヤーを、京都の7年${TOTAL_EVENTS}回の実践から解説。TEMPLEモデルのE(Evolution)実践編。
地方コミュニティは「テーマ設計」で差が出る — 京都から学ぶ意味づけの技法
地方のITコミュニティが続くかどうかは、テーマ設計で決まる。東京が持たない「文脈」を価値に変える方法を、7年${TOTAL_EVENTS}回運営した京都「みやこでIT」の事例から整理。TEMPLEモデルのT(Theme)を実装する手順。
会場がブランドになる — 京都のお寺・町家でIT勉強会を続けた理由
イベント会場は、ただの場所ではなくブランドになる。京都の佛現寺・大光寺・宏寛堂・KOIN・大正大学で運営してきた7年のみやこでITが、会場選びの4つの条件と、場所を資産に変える方法を整理。TEMPLEモデルのE(Environment)を実装する手順。
地方ITコミュニティ運営の教訓|京都${TOTAL_EVENTS}回・592名で見えた継続のコツ【2026年版】
地方ITコミュニティを7年158回・592名まで育てた実体験から、続けるための具体策を整理します。立ち上げ・集客・差別化・制度化まで、TEMPLEモデル6つの柱で再現可能な手順を提示します。
✍️この著者:飯田 友広
著者ページ京都を拠点にIT人材・企業・大学・地域をつなぐIT共創プラットフォーム「みやこでIT」を主宰。7年158回の運営からTEMPLEモデルを抽出し、地域コミュニティの実装可能性を研究しています。
企業のスポンサー協賛でITコミュニティを支援する効果と進め方
採用ブランディング・技術広報の文脈でITコミュニティを協賛する企業が増えています。京都592名・7年158回の運営から、効果・連携メニュー・進め方・失敗パターンを整理しました。
自治体がIT人材コミュニティと連携する方法 — 京都の地域実例から
京都府IT産業振興WG・大正大学京都アカデミア・京都知恵産業創造の森との連携実績から、自治体・地域団体がIT人材コミュニティと連携する形態・進め方・失敗パターンを整理しました。
京都発みやこでIT、沖縄CODE BASE OKINAWAで出張もくもく会を開催
2026年5月6日、京都を拠点とするIT共創プラットフォーム「みやこでIT」が、沖縄県宜野湾市のCODE BASE OKINAWAで出張もくもく会を開催しました。3名の小規模試行で、京都と沖縄の地方コミュニティ接続を試みた一日のレポートです。
【ThinkIT寄稿】みやこでIT 7年${TOTAL_EVENTS}回の地方コミュニティ運営論
ThinkIT「イベント・セミナー2026」連載第4回として寄稿しました。7年${TOTAL_EVENTS}回のコミュニティ運営経験から、地方ITコミュニティを継続させるために大切な「集客より定着」「反復による信頼構築」「継続可能な形式」の実践知を解説しています。
みやこもくもく会#56 with Digital Nomad Kyoto開催レポート
2026年4月18日、京都・佛現寺で開催した「みやこもくもく会#56 with Digital Nomad Kyoto」のレポート。ヨガ体験と量子力学セッションの特別プログラム、転職ドラフトのクラフトビール提供など、集中と交流が自然に混ざり合う1日を振り返ります。
思考実験:"みやこでIT"の理想の在り方をポケモンから考えてみる
「みやこでITコミュニティも、ポケモンのようにしたい」。人が何度も参加したくなる構造とは何か。捕まえる・交換する・対戦するをコミュニティ運営に置き換えて考える思考実験。
新規より「2回目」を設計する — コミュニティのファン化戦略
新しい人を呼び続けるコミュニティは疲弊する。京都で7年158回、592名のコミュニティを育てた経験から、一度来た人を定着させる「ファン化」の具体的な設計手法を整理。TEMPLEモデルのM(Members)実践編。
月1回を「絶対に守る」だけでコミュニティは続く — 継続の仕組み化
コミュニティが消える最大の理由は「主催者が疲れた」。KPIを置かない、義務にしない、楽しめる範囲で止めない。7年${TOTAL_EVENTS}回を続けた京都のコミュニティが実践する、継続のための仕組みを整理。TEMPLEモデルのP(Persistence)実践編。
コミュニティに参加する
京都でITエンジニア仲間を見つけたい方へ
みやこでITでは、京都のお寺・町家・大学などで、もくもく会や勉強会を毎月開催しています。
📊 Source data
本記事に登場する「7年・158回・592名」「お寺/町家会場での開催」等の数値は、 みやこでIT年次統計レポート(/community-stats) の一次データに基づきます。年別開催数・会場分布・イベント種別構成の集計を公開しています。
LM-3無料配布資料
TEMPLEモデル:7年158回コミュニティ運営フレームワーク
Theme・Environment・Members・Persistence・Local・Evolution
対象:事業開発・人事・社内コミュニティ立ち上げ担当