Kyoto IT Community Whitepaper 2026
京都ITコミュニティ
白書 2026
2019年から続く「みやこでIT」の162件のイベント記録と、匿名化した参加登録データを公開します。
集計基準:2026年7月17日。connpass登録は当日の実参加を示すものではありません。
主要指標
162件
掲載イベント
connpass掲載
160件
開催済み
開催予定2件
1,355件
有効な参加登録
実参加人数ではない
459人
ユニーク登録者
重複を除いた登録者数
37.9%
登録ベースのリピーター率
174人 / 459人
33.9%
初回登録比率
459件 / 1,355件
比率の分母:リピーター率・3回以上・5回以上はユニーク登録者459人、初回登録比率は有効登録1,355件です。
エグゼクティブサマリー
— 1行で答えると
「みやこでIT」は2019年2月から京都を中心に活動するITコミュニティで、2026年7月17日までにconnpass上で162件のイベントを掲載し、うち160件を開催しました。 有効な参加登録は1,355件、ユニーク登録者は459人で、そのうち174人(37.9%)が2件以上に登録しています。
- 2025年以降、開催頻度が大きく増加した。 2019年は28件、2025年は44件を開催しました。2020年から2021年にかけて活動が縮小した後、2022年から回復し、2025年以降は高い開催頻度を維持しています。
- 約38%が複数回登録している。 ユニーク登録者459人のうち174人が2件以上のイベントに登録していました。実参加ではなくconnpass登録ベースですが、1回限りの接点だけでなく継続的な接点が形成されていることを示します。3回以上は109人(23.7%)、5回以上は56人(12.2%)です。
- 初回登録と継続登録が併存している。 有効登録1,355件のうち、各人の最初の登録にあたる459件が初回登録です。全登録に占める初回登録は33.9%でした。
- 技術テーマと交流形式を分けて運営している。 AI、Web3、Web開発、数学・量子、読書・対話などのテーマ別イベントに加え、もくもく会や交流会を継続しています。テーマと形式を分けることで、専門的な学習機会と領域横断の接点を両立しています。
調査方法
一次情報
- 開催イベント:mit.connpass.com/event/
- メンバー・参加回数:mit.connpass.com/participation/
- イベント別参加登録:各イベントの参加者ページ
- コラボ・成果:イベント本文、開催報告、成果ページ、関係組織の公式記録
集計条件
- 掲載イベント162件、開催済み160件、開催予定2件
registered</code>と<code>presenterを有効登録として集計cancelled、waitlistを除外unknown529行は主催者・管理者領域の抽出ノイズと判定し除外- 同一イベント・同一匿名IDの重複を除外
- 個人名、ユーザー名、プロフィールURLは公開しない
- connpass登録を実参加人数として扱わない
掲載しない指標
学生・社会人比率: 全期間を通じて比較可能な属性データが存在しないため、学生・社会人比率は掲載していません。プロフィールからの推測は行いません。
実参加人数: 当日受付記録を全イベントで統一取得していないため、全期間の実参加人数は掲載しません。実参加記録を確認できる個別イベントでは、開催レポート内に限って記載します。
年別の開催推移
2020年から2021年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2021年の開催は1件まで減少しました。2022年は14件へ回復し、2023年以降は対面開催とテーマ別イベントが増加しています。
| 年 | 掲載イベント | 開催済み |
|---|---|---|
| 2019年 | 28件 | 28件 |
| 2020年 | 9件 | 9件 |
| 2021年 | 1件 | 1件 |
| 2022年 | 14件 | 14件 |
| 2023年 | 18件 | 18件 |
| 2024年 | 19件 | 19件 |
| 2025年 | 44件 | 44件 |
| 2026年 | 29件 | 27件 |
2025年は有効登録430件、活動ユニーク180人でした。2026年は2026年7月17日時点の集計です。活動ユニークは、その年に1件以上登録した人数です。
| 年 | 有効登録 | 活動ユニーク |
|---|---|---|
| 2019年 | 140件 | 47人 |
| 2020年 | 46件 | 19人 |
| 2021年 | 14件 | 14人 |
| 2022年 | 60件 | 31人 |
| 2023年 | 143件 | 85人 |
| 2024年 | 248件 | 122人 |
| 2025年 | 430件 | 180人 |
| 2026年 | 274件 | 137人 |
イベントテーマ別比率
テーマと形式は分離して集計します。タイトルと説明文に基づく初期分類です(主催者レビュー前)。確定後にデータセットのバージョンを更新します。
| 主テーマ | 件数 | 比率 |
|---|---|---|
| コミュニティ・交流 | 56件 | 35.0% |
| Web3・ブロックチェーン | 29件 | 18.1% |
| AI・機械学習 | 25件 | 15.6% |
| Web・ソフトウェア開発 | 20件 | 12.5% |
| 読書・対話 | 13件 | 8.1% |
| その他 | 6件 | 3.8% |
| 数学・量子・研究 | 6件 | 3.8% |
| 事業・キャリア | 3件 | 1.9% |
| クリエイティブ・文化 | 2件 | 1.3% |
イベント形式別比率
もくもく会は、各自が作業を持ち込み、同じ空間で集中しながら必要に応じて相談・交流する形式です。2025年以降は、ハンズオン、ハッカソン、LT会、読書・対話会、大学・行政施設でのテーマイベントなどへ形式が広がっています。タイトルと説明文に基づく初期分類です(主催者レビュー前)。確定後にデータセットのバージョンを更新します。
| イベント形式 | 件数 | 比率 |
|---|---|---|
| もくもく会 | 62件 | 38.8% |
| 勉強会・セミナー | 18件 | 11.3% |
| 交流・懇親 | 17件 | 10.6% |
| ハンズオン・実践 | 17件 | 10.6% |
| 読書・対話会 | 16件 | 10.0% |
| その他 | 8件 | 5.0% |
| 合宿・集中開発 | 8件 | 5.0% |
| もくもく会+交流 | 6件 | 3.8% |
| LT・発表会 | 3件 | 1.9% |
| ハッカソン・コンテスト | 3件 | 1.9% |
| 運営会議 | 1件 | 0.6% |
| 展示・出展 | 1件 | 0.6% |
会場種別
寺院、町家、大学、行政・産業支援施設、店舗、京都府外への出張など、多様な場所で開催してきました。「一般会場・要確認」は、自動取得したページ情報だけでは会場を確定できなかったイベントです。推測による補完は行わず、公開データ上も未確認として残します。タイトルと説明文に基づく初期分類です(主催者レビュー前)。確定後にデータセットのバージョンを更新します。
| 会場種別 | 件数 | 比率 |
|---|---|---|
| 一般会場・要確認 | 64件 | 40.0% |
| 民間施設・店舗 | 25件 | 15.6% |
| 寺院 | 24件 | 15.0% |
| 町家・歴史的建物 | 12件 | 7.5% |
| 大学・教育機関 | 11件 | 6.9% |
| オンライン | 9件 | 5.6% |
| 行政・産業支援施設 | 8件 | 5.0% |
| 京都府外 | 4件 | 2.5% |
| 屋外・移動型 | 2件 | 1.3% |
| ハイブリッド | 1件 | 0.6% |
参加登録と継続参加
| 指標 | 数値 | 分母 |
|---|---|---|
| 有効な参加登録 | 1,355件 | — |
| ユニーク登録者 | 459人 | — |
| 2回以上登録者 | 174人 | ユニーク登録者459人 |
| リピーター率 | 37.9% | ユニーク登録者459人 |
| 3回以上登録者 | 109人 | ユニーク登録者459人 |
| 3回以上登録率 | 23.7% | ユニーク登録者459人 |
| 5回以上登録者 | 56人 | ユニーク登録者459人 |
| 5回以上登録率 | 12.2% | ユニーク登録者459人 |
| 初回登録件数 | 459件 | 有効登録1,355件 |
| 初回登録比率 | 33.9% | 有効登録1,355件 |
リピーター率は、実参加率ではなく、connpass上で2件以上へ登録した人の割合です。
各年に1件以上登録した人のうち、同じ年に2件以上登録した人の割合です。2021年は開催が1件のみのため0.0%になります。
| 年 | 年内リピーター率 | 該当人数 |
|---|---|---|
| 2019年 | 42.6% | 20人 |
| 2020年 | 36.8% | 7人 |
| 2021年 | 0.0% | 0人 |
| 2022年 | 25.8% | 8人 |
| 2023年 | 24.7% | 21人 |
| 2024年 | 42.6% | 52人 |
| 2025年 | 35.6% | 64人 |
| 2026年 | 34.3% | 47人 |
これまでのコラボ
本白書では、すべての組織を一律にパートナーと呼びません。共催、共同開催、会場提供、イベント連携、外部事業の主催など、実際の役割を記載します。同じ組織でもイベントごとに役割が異なる場合があります。
組織ごとの詳しい紹介は これまでのコラボ のページにまとめています。
活動から生まれたプロジェクト・派生活動
「コミュニティから生まれた」という表現は、具体的な因果関係を確認できる活動だけに使用します。区分ごとに、確認できる成果とみやこでITの役割を分けて記載します。
コミュニティ関係者によるプロジェクト
献血支援DApp「Cycle」
- 起点:
- 2018年開催のAIイベントで出会ったメンバーがチームを形成
- 確認できる成果:
- NEMTUS主催のHACK+2023で最優秀賞
- みやこでITの役割:
- 受賞後の活動紹介と派生企画への接続
受賞から派生したコミュニティプロジェクト
UNKNOWN QUEST
- 起点:
- Cycleの受賞賞金を再投資
- 確認できる成果:
- UNKNOWN KYOTOで2日間の自主ハッカソンを開催
- みやこでITの役割:
- コミュニティ主催・企画運営
コラボから生まれた継続シリーズ
ITエンジニア交流会in Kyoto
- 起点:
- 京都知恵産業創造の森/KOINとの接点
- 確認できる成果:
- 2026年1月までに通算8回開催
- みやこでITの役割:
- 企画・集客・運営
コラボから生まれたイベント形式
Brew & Build
- 起点:
- CRAFT BANKとの企画
- 確認できる成果:
- 技術とクラフトビールを組み合わせた共催イベント
- みやこでITの役割:
- イベント設計・共同運営
継続コラボ
Digital Nomad Kyotoとの定期もくもく会
- 起点:
- 京都のデジタルノマドコミュニティとの接点
- 確認できる成果:
- 佛現寺での共同開催を継続
- みやこでITの役割:
- 共同開催・地域内外の参加者接続
活動実績から生まれた外部参画
京都府IT産業振興・Chain Up KYOTO関連活動
- 起点:
- 京都での継続的なITコミュニティ運営
- 確認できる成果:
- 京都府のワーキンググループ等へ参画
- みやこでITの役割:
- 地域コミュニティ運営者として現場知見を提供
献血支援DApp「Cycle」について: Cycleは、2018年に開催されたAIイベントで出会ったメンバーがチームを形成し、NEMTUS主催のHACK+2023で最優秀賞を受賞しました。チーム形成の起点は「みやこでIT」ではないため、参加者同士の出会いから生まれたプロジェクトとしては扱いません。本白書では、コミュニティ関係者による活動実績と、その受賞後に生まれた派生活動として整理します。
Cycleの受賞賞金は、自主ハッカソン「UNKNOWN QUEST」へ再投資されました。参加者プロジェクトの成果が、コミュニティ主催の次の活動へ循環した事例として記録します。
継続運営から得られた示唆
大型イベントと小規模な継続接点を分ける
大型交流会は新しい接点を生みやすい一方、関係を継続するには、もくもく会や読書・対話会のような繰り返し参加しやすい場が必要です。
専門テーマとテーマ非限定の場を併存させる
専門テーマの企画は活動内容を外部へ伝えやすくし、テーマ非限定の場は異なる専門領域を持つ参加者同士の接点をつくります。
会場側の役割を正確に記録する
寺院や町家を「京都らしい会場」として消費するのではなく、会場提供者の意図、提供条件、共同企画の有無を記録します。
成果の因果関係を誇張しない
受賞、共同開発、政策参画等がコミュニティだけで成立したと断定しません。みやこでITが提供した役割と、他の成立要因を分けて記載します。
データ上の限界
- connpassの登録は当日の実参加を示しません。
- 4件のイベントは参加者ページがなく、参加登録の集計に含まれていません。
- 全期間を通じて比較可能な属性データが存在しないため、学生・社会人比率は掲載していません。プロフィールからの推測は行いません。
- 会場・テーマ・形式には未確認の分類が残ります(「一般会場・要確認」64件を含む)。
- 2026年は年途中(7月17日時点)の集計です。
- 本集計だけでは、地域経済やキャリアへの因果効果は証明できません。
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- 年別開催・参加登録年別の掲載イベント、開催済み、有効登録、活動ユニーク、新規ユニーク、初回登録比率、年内リピーター率annual_metrics.csv
- テーマ別件数主テーマ別のイベント件数と比率(主催者レビュー前)theme_counts.csv
- 形式別件数イベント形式別の件数と比率(主催者レビュー前)format_counts.csv
- 会場種別件数会場種別ごとの件数と比率(主催者レビュー前)venue_counts.csv
- これまでのコラボ組織・施設ごとの関係区分、対象範囲、根拠URLcollaborations.csv
- プロジェクト・派生活動区分、名称、起点、確認できる成果、みやこでITの役割、根拠URLoutcomes.csv
- 全データ(JSON)主要指標、方法論、年別推移、分類、コラボ、成果を含む正本JSONwhitepaper-2026.json
引用方法
Netsujo株式会社・みやこでIT『京都ITコミュニティ白書 2026』、2026年。
データを利用する場合は、本ページ(https://www.miyakodeit.com/whitepaper/2026)へのリンクを記載してください。
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