京都知恵産業創造の森と共催する「ITエンジニア交流会in Kyoto」を年3〜4回・通算8回開催。京都のエンジニア・経営者・学生が定期的に交わる「業界の同窓会」を実装した事例。
京都にはITエンジニアの交流機会が散在していたが、業界・属性を横断する大型の交流会は限られていた。コミュニティ単独での開催は規模に限界があり、信用ベースでスポンサー・会場を集められるパートナーが必要だった。
京都知恵産業創造の森(KOIN)との接点ができた際に、「KOINの会場×「みやこでIT」の集客×知恵産業創造の森のネットワーク」で、業界横断の交流会を作れることが見えた。共催形式が定着。
「ITエンジニア交流会in Kyoto」は、京都知恵産業創造の森との共催で2023年11月13日に第1回をKOIN(京都経済センター3階・四条烏丸)で開催して以来、年3〜4回ペースで通算8回続いてきたシリーズです。会場はすべてKOINで、1回あたり30〜40名規模のエンジニア・経営者・学生が集まります。
背景には、産業支援機関として京都府内のIT人材と接点を持ちたいKOIN側と、単独開催では規模に限界があるコミュニティ側の補完関係があります。共催では「みやこでIT」が企画立案・テーマ設計、connpassでの告知集客、当日のファシリテーション・登壇調整、終了後の参加者フォローまでをリードし、KOINの会場とネットワークを組み合わせる運営フォーマットを確立しました。
毎回テーマを変えて差別化しているのも特徴です。第8回(2026年1月・約30名参加)では、TMI総合法律事務所京都オフィスの溝端俊介弁護士によるスタートアップ法務セッションと、株式会社VIG LABの岩垂大知さん×同志社大学理工学部の奥田正浩教授による産学連携対談を実施し、後半は参加者同士のフリートークで技術・キャリア・プロダクトの議論が自然発生しました。
複数年の継続により、行政施策と現場のITエンジニアの距離が縮まり、施策へのフィードバック経路ができました。この信用関係は京都府IT産業振興WGへの参画とも整合する、行政・支援機関との継続的な接点になっています。
今後はより大型の年次イベント(500名規模)への展開を検討。京都府IT施策・大学との接続も含め、京都のITエコシステム全体のハブイベントに位置づける。
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