
この記事の要点(30秒で読める)
- 結論: connpass はグループ作成・イベント公開・参加管理がすべて無料で使える、IT 勉強会向けの定番プラットフォーム
- 必要な手順は 6 ステップ: ①グループ作成/②もくもく会で初開催/③会場確保/④告知文/⑤集客/⑥月 1 で継続
- 初回は 3〜5 名で十分。京都「みやこでIT」も 3 人スタートから 7 年 148 回・564 名に育った
- 失敗パターンは「最初から大きくする/作り込みすぎる/一人で抱える」の 3 つ
「自分の地域には、ITエンジニアが気軽に集まれるコミュニティがない」そう感じたことがある人は少なくないはずです。
ITコミュニティの立ち上げは、想像するほど大げさなものではありません。最初から大きな勉強会やスポンサー付きイベントを用意しなくても、まずは小さく始められます。そのときに使いやすいサービスが、connpassです。
connpassとは何か
connpassは、IT勉強会やイベント開催に特化したプラットフォームです。コミュニティ立ち上げの初期に向いている理由は3つあります。
1. ITイベントを探している人が集まっている
2. グループ単位で継続運営しやすい
3. 立ち上げ初期でも必要十分な情報発信ができる
STEP1: グループを作る
最初にやるべきことは、「この地域に、このテーマのコミュニティが存在する」と分かる状態を作ることです。グループ名はできるだけ一目で内容が伝わるものがよいです。
STEP2: 最初のイベントは、もくもく会で始める
登壇者不要、資料作成不要、準備負荷が低い。地方でも都市部でも、最初に必要なのは豪華さより「2回目以降も開けること」です。
STEP3: イベントページは「申し込む理由」が伝わるように書く
最低限、何のイベントか、誰向けか、何を持っていけばよいか、途中参加可能か、初心者OKかを明記します。
STEP4: 会場は続けられる場所を選ぶ
最初に優先すべきは、アクセス、Wi-Fi/電源、少人数でも成立するか、主催者が負担なく借り続けられるか、です。
STEP5: 最初の集客は「広く」より「確実に」
最初のイベントで大人数を集めようとすると失敗します。3〜5人でも十分です。
STEP6: コミュニティは継続で成立する
イベントを1回開いただけでは、コミュニティにはなりません。月1回程度の無理のないペースを決めておく方がよいです。
よくある失敗
- 最初から大きくしようとすること
- イベント内容を作り込みすぎること
- 一人で全部抱えること
- 参加者数に振り回されること
まとめ
connpassを使えばITコミュニティの立ち上げ自体は難しくありません。小さく始めて続けることで、後からコミュニティになっていくのです。
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