7年163回の運営で、京都・関西を中心に612名超のメンバーが集まるコミュニティに成長。学生・若手・シニア・経営者まで、属性が混ざるネットワークを形成。
地方ITコミュニティは、立ち上げ初期に「誰も来ない」「2回目につながらない」という壁にぶつかる。「みやこでIT」も例外ではなく、初年度は1桁人数の回も多かった。ファン化と継続性の設計に振り切ったことで、徐々に常連と新規がバランスする状態に到達した。
「もくもく会を月1回、絶対に守る」と決めて継続。会場・運営者の都合で休まないことを基準にしたことで、参加者の予定に組み込まれていった。
「みやこでIT」は2019年2月に発足した京都のITエンジニアコミュニティです。開催アーカイブに残る最初の記録は2019年2月24日の「みやこもくもく会」で、発足当初はもくもく会のほか、機械学習をテーマにした回、入門Haskell読書会、敷居の低いAI勉強会などを京都市内で開催していました。
2020年の開発合宿や読書会、2021〜2022年のオンラインもくもく会を経て、2022年12月からはブロックチェーンアプリ開発シリーズが始まり、テーマの幅が広がりました。「もくもく会を月1回、絶対に守る」と決めて休止せずに継続したことで、参加者の予定に組み込まれる定例イベントに育っています。
2026年6月時点で通算開催163回、connpass登録メンバーは612名に到達しました。connpass登録データでは、全登録に占める初回登録が33.9%、ユニーク登録者のうち2回以上登録した人が37.9%で、常連と新規が入れ替わりながらネットワークが広がっています(登録ベースの集計であり、当日の実参加を示すものではありません)。会場も佛現寺・大光寺(お寺)、宏寛堂(京町家)、たか橋(元お茶屋)、KOIN、大正大学京都アカデミアなど10会場を使い分け、群馬・韓国ソウル・沖縄への出張開催、オンラインの読書感想共有会まで、開催形式も多層化しています。
コミュニティ関係者の活動としては、2018年開催のAIイベントで出会ったメンバーが結成したチームが、NEMTUS主催のHACK+2023で最優秀賞を受賞した献血支援DApp「Cycle」があります(チーム形成の起点は「みやこでIT」ではありません)。これまでのコラボは14団体に広がり、京都のIT人材・企業・大学・行政をつなぐハブとして機能しています。
次の目標は1,000名・200回。ITエンジニアだけでなく、技術に関心のある経営者・学生・大学研究者を含む「京都IT人材ハブ」としての位置を強化する。
この成果に関わる方、参考にしたい方は、以下からお選びください。